メンバー全員が兵役を終えた韓国の人気男性アイドルグループEXO。2025年12月のカムバックが大きく期待されています。
そんな中、EXOメンバーの「死亡説」が噂やニュースになっていることはご存知でしょうか?さらにグループ内での「いじめ」などの噂も絶えないため、今回は噂の真相や現在のEXOについて調査しました。
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EXOメンバー死亡の噂は本当?
結論からお伝えすると、2025年11月現在、EXOメンバーで死亡した人はいないと思われます。この「EXOメンバー死亡説」が出ているのは、元メンバーのクリスです。
クリスは中国で生まれ、10歳の時にカナダに移住した中国系カナダ人。2012年にEXO-Mのメンバーとしてデビューし、リーダーとしても活躍する中心的メンバーでした。
しかし、2014年に所属事務所であるSMエンターテインメントに対して専属契約無効を訴え、グループを離脱。その後は中国を拠点にソロで歌手や俳優活動を行っていました。
中国で服役中
クリスは2021年に未成年者を含む複数の女性への性暴行疑惑が報じられ、最終的には2022年11月に中国で強姦罪などに問われ、懲役13年の実刑判決が確定。現在は服役中であり、刑期満了後はカナダへの強制送還が予定されているようです。
なぜ”死亡説”は拡散された?
元EXOメンバーのクリスの死亡説は、中国メディアが「刑務所で死亡した」「刑務所内でギャングに殺された/集団暴行を受けた」などと報じたのが発端です。
他にも「ハンガーストライキで衰弱死した」などといった噂がSNSで急速に広がり、最近アップされたとされる「服役中のクリスの最新写真」も拡散されました。
しかし、中国の警察は異例の対応で「流通している写真は加工された偽写真であり、死亡の事実はない」とSNSで明示。これにより、これまでに3回目となる死亡説は公式に「偽情報」と断定されました。
3回目の”死亡説”
中国現地の報道によれば、今回のような死亡説はクリスの服役中にこれで3度目だといいます。刑務所側の情報公開が極めて限られているため、一度噂が流れると確認手段が乏しく、憶測が憶測を呼ぶ構造になっているようです。
また、偽画像や匿名の“目撃者”証言が出回ることで、あたかも“情報ソースあり”“確定的な事実”のように錯覚させやすいんだとか。このような偽情報・デマに対して公安当局が繰り返し警告を出すほど、情報の信頼性はきわめて低いと考えられています。
EXO内でいじめがあった?
もう1つファンやネットで噂されるのが「メンバー間のいじめや不仲」です。しかし、これら噂の多くは検証されておらず、また関係者取材などで“否定”されているケースも。
また、ネット上では「メンバー間でいじめがあったのでは」という憶測も語られますが、その根拠としてEXOの脱退理由が誤って引用されることがあります。
脱退メンバーは主に契約条件や健康問題といった“事務所との摩擦”が中心であり、メンバー同士の対立やいじめが原因だったとする確かな証拠はありません。こうした誤解が繰り返し噂を生み続けているようです。
EXOの現在は?
EXOは2012年のデビュー時には12人体制でしたが、脱退が相次ぎ、2015年からは9人体制で活動していました。
2019年からはメンバーの兵役が続き、2025年9月に最後のメンバーの兵役が終了。これによりSMエンターテインメントは2025年12月にファンミーティングを開催することを発表。
しかし、このカムバックは6人で行われるとされており、ファンからは複雑な声が上がっているようです。
メンバーの契約状況
EXOは近年、グループ全体としてではなくメンバー個々の活動が目立つようになってきていました。
例えばベクヒョン、チェン、シウミンの3人はサブユニット「EXO-CBX」を結成。しかしSMエンターテインメントとの契約問題を経て、ベクヒョンが設立した新事務所へ移籍し、ソロ・ユニット活動を主軸にしてきました。
同時にディオも新たな事務所へ移籍しており、それぞれが俳優やソロ歌手など多様な道を歩んでいます。このようにメンバー間で事務所や活動形態が分かれてきたことで、グループの形は変化を余儀なくされてきました。
なぜ6人でカムバック?
今回のカムバックにはCBXの3人が入っていません。その背景には、CBXとSMエンターテインメントとの間に続く契約トラブルとそれにまつわる法的争いがあります。
CBX側は不透明な報酬分配や契約履行の不備を理由に問題を提起してきました。2025年に入ってからも両者の話し合いと交渉は続いていますが、現時点では決裂状態とみなされており、カムバック発表には間に合わなかったというのが実情です。
ファンの反応
この“6人カムバック”への反応は、ファンの中でも賛否が分かれています。
一部のファンは「兵役も終わり、新曲も聴けるならとにかく嬉しい」と受け止めているようです。また、カムバック発表後のチケットは即完売し、ファンの熱量が依然高いことを示しています。
一方で「EXOの“完全体”ではない」「CBX不在では本当の意味での再結集とは言えない」「かつてのハーモニーや“EXOらしさ”が失われるのでは」と懸念する声も。実際、CBXの不参加を巡っては、SNS やファンコミュニティで議論が続いています。
EXOの今後は?
EXOは2026年、6人体制(スホ・チャンヨル・ディオ・カイ・セフン・レイ)で約2年半ぶりとなる8thフルアルバムを発表する予定です。そのため、グループ活動が本格的に再始動する節目の年となりそうです。
前述の通り、CBXの3人は契約問題で不参加ですが、久々にEXOとしての活動を始めるレイの合流により、新たな編成でのパフォーマンスが注目されています。
ファンミーティング「EXO’verse」を皮切りに、海外活動やツアー展開の可能性も高く、EXOにとって「再定義・再出発」の1年になるかもしれません。
まとめ
ここまで、EXOメンバー死亡の噂やグループについてご紹介しました。
現在のところ「EXOメンバーの死亡」や「グループ内でのいじめ」の噂に関して信頼できる証拠は確認されていません。特に元メンバー・クリスの“死亡説”は、中国公安当局によって明確に偽情報と否定されています。12月のカムバックが楽しみですね!






